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プーリン(英: Pulin)は、セルビア原産の古い犬種である。別名はヴォイヴォディアンスキ・プーリン(英: Vojvodinansky Pulin))。クロアチアのクロアチアン・シープドッグの先祖で、ハンガリーのムーディはこれの孫にあたる犬種である。


歴史

およそ2000年前の紀元元年には既に犬種として存在していた非常に古い犬種である。古代のスピッツ犬種の子孫で、若干ながら狼の血も引いているともいわれている。主に羊などの家畜を狼や泥棒から守る護畜犬や、大型獣をパックで狩る猟犬、家や倉庫の見張りをする番犬として使われていた。上記の子孫はいずれも牧羊犬としてのみ使われているが、プーリンはほとんど牧羊犬として使われることが無い。
作業犬としてセルビア以外ではほとんど知られていなかったが、14世紀頃になるとクロアチアに輸出され、本種とアジア州の国から輸入されたトレセトニ(英: Tresetni)とソイェニツキ(英: Sojinicki)という犬種名以外が謎に包まれている犬種を掛け合わせてクロアチアン・シープドッグが作出された。
もともと頭数はあまり多くなかったが、第一次世界大戦、第二次世界大戦、及びソ連崩壊により勃発したバルカン半島で長年続いた民族紛争による戦火を大きく被って絶滅寸前となった。セルビアを敵対視していた国ではプーリンの虐殺も行われていたことが確認されている。民族紛争の沈静化後にはほとんど生存しておらず危機的な状況下にあったが、クロアチアン・シープドッグなどの血を借りて何とか生き残ることが出来た。後に戻し交配などを行ってそれの特徴を取り除き、純粋なものを復活させた。
保護活動が始まったのはごく近年のことで、未だにその頭数は非常に少ない。愛好家によりFCI公認登録への申請が行われたが、地域ごとに変種が多いことやスタンダート(犬種基準)がしっかり定められていないこと、クロアチアン・シープドッグの先祖であるとはいえ、特徴が非常に似通っていて種というよりも亜種のようであるという見解により公認を却下されてしまった。それならば立ち耳と垂れ耳であるというだけの違いで別犬種として扱われている犬種もある(ノーリッチ・テリアとノーフォーク・テリア)のはおかしいし、クロアチアン・シープドッグとプーリンの違いはそれらよりもはるかに大きいので、種としてみなすことができるだろう、といった旨の声明も出され ているが、2009年現在、プーリンはFCI公認犬種として登録されていない。
現在、バルカン半島外での飼育は行われておらず、大半がセルビアで実用犬として使われている。この他にはモンテネグロやクロアチアでも僅かに飼育が行われている。尚、ペットとして飼われているものは非常に少ない。

特徴

容姿はクロアチアン・シープドッグによく似るが、それよりもややがっしりしていて足が小さい。スピッツタイプの犬種で、脚が長く細い。マズルは先細りであるが、猟犬として使われていたこともあり、アゴの力が強靭である。眼光鋭く、瞳の色は黒(ブラウン)若しくは琥珀色である。耳は大きな三角の立ち耳で、尾は粗い飾り毛のある巻き尾。尾はかつて短く断尾されていた時期もあったが、現在は行われていない。胸は深く、体は筋肉質で引き締まっている。コートはショートコートの巻き毛で、毛色はブラックが主であるが、レッド、ブラウン、レバーのものもいる。これらの色の単色か、2色が混ざったパーティーカラーのものが通常である。しかし、ごく稀にホワイトの単色の犬も生まれる(この毛色も犬種基準内のものである)。中型犬サイズで、性格は忠実で冷静、愛情深いが警戒心が強い。状況判断力に富むがしつけはやや難しい点があり、運動量は多めである。かかりやすい病気は関節疾患などがある。

参考文献

  • プーリン*1(写真あり、英語)

外部リンク

  • プーリンの画像*2
  • 毛がもじゃもじゃのプーリン(変種?)*3
  • Molosser dogs.com〜ギャラリー(プーリンの画像)*4

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