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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 削除記録 - Wikipedia の復刻版

ミスリル(英:Mithril)は、主にアメリカ合衆国で作出されている、特別なアラスカン・ハスキーの系統の犬である。犬種名は通称であり、正式名称は存在しない(後述)。ミスリル・ドッグ(英:Mithril Dog)などとも呼ばれる。
ミスリルは固定された犬種ではない(「歴史や概念」の後半を参照)。


犬種名の意味など

この品種の名前である「ミスリル」というのは、その名の通り金属のミスリルからとってつけられたものである。ミスリルは伝説上の金属であるが、希少で非常に硬く、美しい銀色の輝きを持っている。ミスリル鉱の名は「灰色の輝き」を意味しており、同じ輝きの毛並みを持つことからこの名が考案され、更にこれにあやかって、「頭数は少なくても丈夫で強い」犬種になってほしいという願いもこめられた。
しかしながら、この犬種名は全く浸透せず、結局正式な犬種名は定まらず、犬種そのものが作出初期の段階で中止されてしまったため、ほとんど世に知られることが無かった。
ちなみに、本種はミスリルという名の他にミスリル・ハスキー(英:Mithril Husky)、アラスカン・ハスキー・ミスリル系統(英:Alaskan Husky Mithril-lain)などがある。然し、現在では単純にワイマラナー・ムットワイマラナーの混血、英:Mutt)、ワイマラナー・ミックスワイマラナーの雑種、英:mix)などと呼ばれることのほうが圧倒的に多い。

歴史や概念

19世紀ごろに誕生したそり犬である。ドイツのユダヤ人迫害が始まったころにアメリカへ亡命したユダヤ人が連れていたワイマラナーと犬ぞりレース用のアラスカン・ハスキーを交配させたことが始まりであるとされる。パフォーマンス用のレース犬として辺地で使用されていた。
その能力も高い可能性を秘めていたが、素人には扱いにくく、ワイマラナーのかかりやすい遺伝病が現れるリスクが比較的高めであるという噂(実際のところはただのジンクスであるとされる。科学的には証明されていない)が出たり、ワイマラナーの愛好家は純血主義の人が多く、ワイマラナーの混血に対しては非常に神経質であったことなどが災いし、あまり普及することが無かった。ちなみに、ワイマラナーの愛好家は5000種以上もある犬種の中でも最もブリーディング及び犬質管理が厳しいとされる団体のひとつである。
犬種としては作出が中止されてしまったが、現在は雑種犬ブームにより、再びミスリルを作出使用と試みる愛好家も現れている。然し、それらはただのワイマラナーの雑種であることが多く、実際にそりを引くことが出来るものはごくわずかである。
ミスリルはあくまで系統の犬であり、純血の犬種ではない。犬ぞりレース用に繁殖されているアラスカン・ハスキーという犬の一系統に過ぎず、更に細かく分類するとユーロハウンドに近い犬であることが分かる。ユーロハウンドは北欧原産の、ポインター種の血が入ったそりレース用の犬である(ワイマラナーはポインターであるため)。

特徴

ミスリル最大の特徴は、その名の直接の由来になっている銀灰色(グレー・ゴーストともいう)の毛並みである。本来ワイマラナーはスムースコートで寒さにはあまり強くないので、通常はロングヘアード・ワイマラナーが交配に使われている。このため、優雅で長いロングコートを持つものが多く、毛色の美しさがより際立っている。アラスカン・ハスキーの血により、このコートは二重構造になっていて、寒さにも強い。この輝きはやはり夏季には日焼けにより失われやすいが、冬になると本来の輝きを取り戻す。筋肉質の引き締まった体つきで脚が長く、おおむね大型犬ほどの大きさである。耳形・尾形は交配された犬種によって変わってくるが、尾にはふさふさとした飾り毛がある。この他の外見は固定されていない。性格は忠実で仕事熱心、情熱的で主人家族や仲間によく慣れる。銀世界を走り回る犬種であるだけに、運動量は非常に多く一般家庭での飼育はやや難しい。かかりやすい病気は股関節形成不全、胃捻転、血友病、心因性疾患などがある。然し、雑種化矯正による恩恵を多く受けており、かかりやすい病気が両親種に比べ少なめであることや病気に強く寿命が長めであることも長所のひとつである。

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