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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 削除記録 - Wikipedia の復刻版

越路犬(こえじけん、こえじいぬ)は、仙台犬から作出された犬種である。

特徴

  • 毛が長く、エレガントな印象が強い。
  • 目は大きく、立ち耳の後ろに絹のような肩まで伸びた長い飾り毛がある。
  • 巻き尾で、日本スピッツのようにボリュームのある柔らかい飾り毛で覆われている。
  • やや筋肉質だが、スマートな所は仙台犬と変わりなし。毛色は同じく白で、稀に白地に黒縞もいる。
  • 性格は仙台犬よりも甘えん坊でもっと従順になっている。

越路犬の軌跡

大正初期、仙台の越路(現在の仙台市太白区、愛宕橋付近の地名)という所で、突然変異の長毛の仙台犬が2頭生まれた。 飼い主は子犬ながらに美しいこの犬たちの誕生を喜んで、この二頭を基礎として新犬種の作成を試みた。 当時は長毛の仙台犬は犬種として認められておらず、周囲からは「ただの和系犬」といわれて捨てられたり、毛を短く刈られて飼われていた。 越路犬の作出者は、そのような現実を以前から批判していて、ただ毛が長いという理由だけで扱いが変わってしまうことを疑問視し続けていた。しかし、周りの猟師たちは何を言っても毛の長い仙台犬に対する冷たい待遇を変えることはなかった。
そこでこの美しい自然の姿のままにいる、最高の犬を作るべくして仙台犬から独立した品種を作り出すことを考え、長毛の子犬が生まれるのをずっと待ち続けていたのだった。  この犬種を作るにあたって、上記の犬に何をかけ合わせられたのかははっきりと分かっていない。一説によると東北の中型の猟犬のほか、サモエドなどの外国の長毛の犬がかかわっているとの見方がある。
そして十数年後に、被毛の長いエレガントな犬種が完成した。それがこの犬種である。 はじめのうちは周囲の関心は冷ややかであったが、農村部で飼われるうちに猟師も鹿狩りに使用するようになってきた。おっとりした性格の穏やかな犬が鹿を捕ることができるのかと、当初は心配されたが、それはすぐに杞憂となった。猟になると越路犬の性格は豹変し、しかも鹿狩りの能力は仙台犬より優れていた。 その突出した能力から、「越路の麒麟児」という異名も持っていた。
仙台犬同様、太平洋戦争の最中に純血のものが滅びてしまった。犬種として成り立って27年しか経っていなかった。
仙台の人の多くは、越路犬や仙台犬の存在を知らない。しかし、仙台市内には越路犬の血を引く和系犬が数頭生存しているといわれている。その和系犬は、仙台系の犬のように単色は少なくはないが、長い飾り毛がある。仙台犬と比べると越路犬の血を引く和系犬の頭数は非常に少なく、あと数年ほどで完全に消滅してしまうことが危惧されている。だが、仙台犬同様、保存会などは全く存在しない。

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