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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 削除記録 - Wikipedia の復刻版

鬱漫画とは漫画におけるジャンルのひとつ。特殊なジャンルのため作品によっては線引きしにくい場合がある。

概要

かつての漫画は、「楽しいもの」「明るいもの」「子供のもの」といった既成概念が1960年代後半まで存在しており、つげ義春が1966年に発表した『沼』『チーコ』など作家性の強い作品群は、当初は「暗い」という理由であまり評価されなかった。1970年代以降になると劇画などの登場を始め、漫画が多様化していくにつれ、一部のマニアックな読者からは高い評価を得るようになっていったが、余りに作家性が強い奇異な作風の作家は、少なくとも1980年前後に現れたニューウェーブまで、『月刊漫画ガロ』『COM』などの限られたマニア誌でしか受け入れられなかった。
その一方で、手塚治虫の『アトムの最後』『奇子』、藤子不二雄の『ミノタウロスの皿』『笑ゥせぇるすまん』『魔太郎がくる!!』、ジョージ秋山の『銭ゲバ』『アシュラ』、永井豪の『デビルマン』などが先駆けて漫画に悲劇的かつ露悪的な要素を持ち込むことに成功している。
ガロ系作家の蛭子能収、丸尾末広、花輪和一、川崎ゆきお、山田花子、ねこぢるなど、「いじめ」「精神世界」「耽美系」「猟奇系」「因果で陰鬱なプロット」「意味のない掛け合い」「オチのない展開」などの側面を漫画に持ち込んだ影響も大きい。鬼畜系漫画家として知られる山野一の『四丁目の夕日』は、社会生活で遭遇するさまざまな悲惨さや悪意などに「とことん抑圧」される報われない人物を滑稽さの混じった入念な表現で描いている。
また、ギャグ漫画を描いてきた『行け!稲中卓球部』の古谷実による『ヒミズ』、『でろでろ』などのホラーギャグ漫画家の押切蓮介による『かげろうの日々』『ミスミソウ』、浅野いにおの『おやすみプンプン』、阿部共実による『空が灰色だから』『ちーちゃんはちょっと足りない』など、主人公が報われない展開を描いた非常に後味の悪い結末を迎える異色の作品も存在する。

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