特色
中ヨークシャー種の特別交配種。農事組合法人富士農場サービスで生産をされている。6大品種のひとつである中ヨークシャーの特徴である脂身の多さを他品種を掛け合わせることで可食部分を増やし、生産性を向上させている。交雑種(F1)。中ヨークシャーは昭和30年代までは日本の9割を占めた品種。 ただ繁殖性が弱く、肥育期間が長くまた歩留まりが悪いため可食部分が少なく、生産性に乏しいため 海外からの大型品種に淘汰された。現在では日本の豚肉の9割は品種改良された大型のLWD種が占めている。 中ヨークシャーについては一時期日本では7頭までになり、絶滅品種となったが、 現在は日本各地で中ヨークシャーを復活させる動きがある。
ただ肥育に労力がかかり、歩留まりも悪いため現在でも希少品種であることにかわりはない。